この記事では「子犬のうちにやっておくこと」を先輩飼い主さんたちにリサーチしたものをまとめてみました。
私自身「子犬のうちにやっておくこと」を先輩飼い主さんに聞けたらなぁと思う時がありました。
子犬を迎える前や初日に知っておけば、飼い主さんの選択も広がり、犬たちにも幸せが増えるので無いでしょうか。
はじめて犬を飼う方も久しぶりに子犬を迎えて育てる方も、これから犬を育てる過程でぶつかる様々な悩みが少しでも楽になりますように。
うんちまみれも、狂ったように暴れまわるのも、甘噛なのか本気なのか、じっと手を見て考えることも、10年後にきっと笑っていい思い出となります(*^^*)
躾も健康ケアもみんな共通のひとつだけの「正解」はありません。
飼い主さんと犬、そのペアだけの「オンリーワン!」の幸せの形をどうか見つけていってください。
子犬のうちにやっておくこと〜やっておいて良かったことは何ですか?
子犬の時から犬を育てた経験のある飼い主さん約20人に聞きました。
「子犬の時からやっておいて良かった事は何ですか?」
トイレトレーニング
室内でペットシーツにトイレをできるようにしておいて良かったという意見が結構多かったです。
確かにペットシーツにおトイレが出来ると、旅行の時や、飼い主の体調不良の時、悪天候の時、災害のときにも便利ですね。
実は、初めて子犬を飼い始めてあちこちに粗相をされて育児ノイローゼならぬ育犬ノイローゼになってしまいました。
あんまりやんちゃなので、最初の内はずっとケージの中に入れっぱなしにしていたのですが、さすがに可哀そうになって、これはトイレをきちんと管理しないとダメだと思い本やインターネットを参考にしてなんとかトイレの躾をコマンドで覚えさせました。
できた時は自分でも恥ずかしくなるくらい大げさに褒めまくって覚えさせました。おかげで粗相をすることなく過ごせています。
トイレは外派のわんちゃんも多いですし、飼い主さんの中には「室内でのトイレは匂いがこもるし、ペットシーツがもったいない」という方もいらっしゃいますが、散歩に行けない日は必ずあります。
それにわんちゃんが高齢になって排泄に介護が必要となったとき、室内でもできるようにしておくとわんちゃんも飼い主さんも楽です。
歯磨き
歯磨きは日々の積み重ねで出来る、もっとも大切なケアでは無いでしょうか?
そのおかげで成犬になった今、歯ブラシをそれほど嫌がりませんし、毎日しっかりと歯磨きをすることができています。
他の犬に比べて口臭や歯石などの問題は少なく、動物病院の先生からも歯が綺麗だと言われて嬉しいです。
仔犬の頃から歯磨きをしていることで、愛犬は歯磨きを拒否することはなく、これからも口の中の健康を維持できるので飼い主としても安心です。
お風呂
そのかいあってか、お風呂を嫌わない犬に育ちました。
水音が強いと嫌がるのでシャワーの加減に注意する必要はありますけど、湯舟に入っても嫌がらない子に育ちましたし、早いうちからお風呂に入れておいてよかったです。
クレート(ハウス)トレーニング
小さな頃からクレートに慣れておいて貰うと、何かと役にたちます。
災害時にも安心ですよね。
病院へ行く時などキャリーケースに「ハウス」の指示でちゃんと入ります。
お座りやお手はコミュニケーションとして遊びの一環で
犬にとっても簡単に出来るので練習させておいて良かったなと思います。
災害時などのためにやっておいて良かったと思っています。
病院、移動などクレートに入る場面は結構あります。
それに、もし災害に巻き込まれて避難所に行くことになった場合、クレートに落ち着いて入っていられると安心です。
クレート=嫌な場所にならないように、罰としてクレートに閉じ込めたりしないようにしました。
どこを触っても嫌がらないようにする
高齢になって病院にいく機会が増えたり、飼い主さんが介護をすることになったとき、これはとても重要になってきます。
触られて嫌なところがあることはわんちゃんにとってもストレスになると思います。
仔犬の頃から足先や耳など、優しく全身くまなく触り、コミュニケーションを取りつつトレーニングをするのがおすすめです。
自分は人間と思っているみたいです。全く警戒心がなく、知らない人にもお腹を見せてます。
この前は、近所のおじいちゃんと一緒に散歩に行ってました。
現在、どこを触ってもそんなに嫌がりません。
歯磨きもシニアになってから始めたのですが、いやいやしませんし、薬を飲ませるのも舌の奥に手で薬を置いて簡単に飲ませることができています。
足の裏も、シニアになりカサカサなのですがいやいやせず、保湿クリームを塗ってケアすることができます。
洋服も小さい頃から、着せていたのでイヤイヤしません。
シニアになり寒がりで、服を着せる機会が増え、イヤイヤしないのでよかったと思っています。
社会化・人馴れ
色々な経験をさせたおかげなのか、人も犬も大好き、よく笑う子に育ちました。
初対面の人にもシッポをフリフリして嬉しそうに近づき、お散歩で会った犬には臭いを嗅いでちゃんと挨拶できます。
場所見知りはなく、初めての場所でも楽しそうに歩き回ります。
外に行った時に、他の犬や人に噛み付かないので、ありがたいです。
思い出を残すこと
たまに見返しては、こんな時期もあったなと振り返ったりします。
コミュニケーション
言葉では通じなくても声のトーン等で飼い犬にも気持ちは伝わっていると思います。
最後に、出来る限り撫でてあげたり触れ合う時間を取る事は安心にも繋がっていたと思うのでやっていて良かったなと思います。
食事
シニア15歳で昨年夏体調を崩した子がいて、食事量がかなり落ち込んだのですが、いくつかの中で食べられるフードがあったので、何とか回復しました。添加物が少ないものを選んだり、手作りのフードなど、選択肢があると、シニアになって食事量が極端に減らなくて済むのではないかと考えています。また、その子の好みや体質にあっているというのも分かってきます。
他には、動画で紹介されていた、わんこ用のつぼマッサージもしています。効果があるか…何とも言えませんが、同じ年頃のわんこより元気だねと言われています。
子犬のうちにやっておくこと〜やっておけば良かったと後悔している事は何ですか?
ベストを尽くしても少なからず後悔することはあるのかもしれませんが、他の飼い主さんの後悔ポイントを予め予備知識として知っておくと、犬育ての参考になるかもしれません(*^^*)
社会化
そのためにはドッグランの施設や触れ合える地域の施設等にもっと積極的に連れて行ってあげれば社交的な性格になったのかなと少し後悔しています。
近くの獣医さんにパピーパーティーといった、社会科の訓練ができるような催しがあるかどうかも調べておけばよかったと思いました。
性格もあるかと思いますが、歩いている人や他の犬にとても吠えてしまっています。
もっと子犬の時に色々なところに連れて行き、色々な経験や他の人や犬に会わせるようにしてあげれば、少しは改善出来たのかもしれないと、とても後悔しています。
2歳になり少し落ち着いてきたので、これからも少しずつ馴らしていきたいと思っています。[
幼い頃、他の犬と遊ばしたりしてなかったんですけど、するとすごく人見知りする犬になってしまいました。
他の犬が遊びに来ると、自分のケージの中にひきこもって出てこようとしませんし。
こういう性格だからか、私達家族以外に対しての接し方もわからなかったようです。
例えば近所の人や親戚の人、エアコンの取り付け業者さんといった普段見ない人が来ると超おびえるように。
結果うちの犬が親しくできるのは家族のみになってしまったので、もっと他の犬と触れさせてコミュニケーション能力を高めさせおけばよかったと後悔しています。
散歩をしている時も前から人が来れば激しく吠えるので抱っこしなくてはいけないですし、何度かドッグランに連れて行ったのですが人見知りして全然他の犬と関わることができません。
小さな頃にもっと他人と会わせたり、犬同士コミュニケーションをとることができていたら違ったのかなと思います。
家で家族だけと過ごさせたことを後悔しています。
2匹目は教えなくても誰とでも仲良くなれるのですが、1匹目はオスで、オス犬と会った時の荒れくれようはとても恥ずかしかったです。
今ではわりと仲良く散歩仲間と交流しているワンちゃん達が多く見かけられますが、吠える犬の飼い主の肩身の狭さ、逃げるように去る姿はやはり胸が痛みます。
どうしても素人では無理なら、そこのマナーをしつけるプロに委託し散歩デビューでもよかったと思っています。
そのため、コロナが落ち着きつつある今になって犬とのコミュニケーションの取り方をわからないうちの犬が相手の犬に必要以上に距離感を詰めすぎて威嚇されたり、嫌がられたりします。
仔犬のうちから他の犬と接する機会があれば違ったのかなと思っています。
ペット保険
小さい頃から入っておけば費用も安くすみましたが、
今は7歳なので、保険料がかなり高いです。
また、シニアになってくると病気や怪我もしやすくなり
月々の通院費がすごいことになっています。
1匹はたまたまてんかんの持病持ちなので、毎日薬を服用させているのですが保険に入っていたらなと思うことが多々あります。
あとは、室内でおしっこをしてしまうので
子犬の頃からちゃんとしつけておけば良かったなと思うことがあります。
ペット保険の加入をしておけば、保険でまかなえたのかなと思うと加入しておくに越したことはないと思います。
犬も高齢になってくると、病気や怪我など人間と同じように患い、治療や通院の可能性が高くなります。もしもの時に高額な治療費で大切な家族の治療を諦めてしまうのはすごく辛いと思います。
思い出を残すこと
子犬のうちはあっという間でした。
育犬ノイローゼになってしまったので我が家の犬が小さくて可愛いやんちゃな時の写真があまりありません。
また、スマホの使い方が当時はクラウドではなく、SDカード保存にしていたので、SDカードが不安定でせっかく保存した画像が読み込みできない状態になってしまいました。写真のバックアップは犬に限らずですが、後悔しています。
食事
「ごはんは食べたらウンチになる」ぐらいしか認識しておらず、適当に良さそうなドッグフードを見繕って与えていました。
また、おやつも見た目がかわいくて美味しそうなものを与えていました。
犬たちがシニアになり、健康面で問題が出てきて初めて犬の栄養やごはんについて調べたとき「あなたがわんちゃんに与えるごはんは、わんちゃんの身体を作るのです。」という一文に出会い、とても反省しました。
若いうちから添加物に気を付けたりバランスに気を付けていれば、もっともっと健康で長生きできて、一緒にいられたかもしれません。
歯磨き
また、愛犬の前歯が何本も折れているのに気づき、おもちゃのひっぱり遊びや硬いガムで、歯が折れてしまったのだと思いました。
小型犬の歯は、意外と脆いんだなと言うことも、知っていればと思いました。今は、菌入りの歯磨き粉など、犬にもいろんな歯科用品があり、羨ましいです。
シニアのお口は、いろいろ不安があるので、トライしたいのですが、今から、歯ブラシはストレスになるかなとためらっています。
今は毎日歯ブラシで磨くようにしていますが、硬いおやつをあげていたせいで歯がグラグラになり、去勢手術の時に12本も歯を抜きました。
最初から知識があれば、歯のケアはもっとできていたなと思うと後悔しかありません。
今後はまだ残っている歯を大切にケアしてあげたいと思っています。
車での移動
早いうちから頻繁に車に乗せて、徐々に距離や時間を伸ばして慣れさせておけば良かったと後悔しました。
めったに乗せないので、たまに乗せるととにかく震えてカゴの中で嘔吐するかオシッコを漏らします。
慣らそうと思っても、もう大きくなってしまったので今さら何度乗せてもただストレスになるだけで可哀想なので、離れたところに良さそうなドッグランがあっても連れていけないなと諦めることになってしまいます。
室内トイレトレーニング
抱っこトレーニング・クレート(ハウス)トレーニング
というのも、愛犬は抱っこをしようとすると顔の血相を変えて吠え出します。
1秒たりとも持ち上げることはできません。抱っこができないとどういう時に困るのか。
犬の誘導がとてつもなく大変になります。
例えば、車に乗せる時 抱っこができないのでおやつを使って誘導します。
その他に、病院などでお医者様に見てもらう際、台に乗せるために抱っこが必要となります。
ここはもう慣れてるお医者様の必死の抱っこで暴れてる愛犬を抑えてくれてますが、かなり危険です。
まだ愛犬が小さい頃に、無理してでも抱っこできるように練習しておくべきだったと反省しております。
今では、ハウスと言っても、なかなか入ってくれないので、災害時には抱っこしていくしかないかなと思っておりますが、それではなかなか大変なので、今からでもハウスを覚えてほしいかなとは思います。
これから子犬育てをする方へのメッセージ
また、私たちも飼い犬がいる事で家族内の会話も盛り上がり笑う機会が増えました。
飼い犬とがいえ家族同然なので毎日家に帰るのが楽しみですし、何よりも大事にしたい存在です。
人間よりも寿命が短い犬なので短い期間でどれだけ濃い時間を過ごせるかを第一優先に過ごしていきたいと思います。
ワンコの飼い方も、手探りトライ&エラーでしたが、ここまで元気で散歩も楽しんでいます。
これからも楽しく、元気に暮らしていけたらと願っています。
ツボ押しマッサージでうっとりしているワンコを見ながら、ワンコにとって、すこしでも良いことや嬉しいこと、喜ぶことを、これからもしていこうと思います。
また、わんこの生活環境も現状に少しずつ変えていきつつ、シニアライフを送りたいと思います。
犬も人間と同じで、一頭一頭個性がありますからね。
同じ犬種のよその犬は、○○なのに、どうしてうちの仔は・・・と、つい比べて、それってやはり飼い主である私のせい?などと最終的に自分を責めるという負の感情のスパイラルを味わうこともあります。でも、なんだかんだ言って、やっぱりうちの仔が一番になってしまうんです。
共に生活し、時間を共有するとそうなってしまうみたいです。
その時間が愛おしいと思えたら、それだけで幸せですし、愛犬に対して感謝の気持ちがいっぱいになります。
一般的に見ると、ボーダーコリーで15歳まで生きてくれたので十分に長生きだったといえると思います。
ドッグスポーツもしていたので、犬と向き合う時間は普通の飼い主さんよりも長くて濃い時間だったかもしれません。
でも、もっともっと一緒にいたかったし後悔することがたくさんあります。わんちゃんの時間はあっという間です。
「後悔しないように」というのは難しいと思いますが「後悔することが少なくなるように」わんちゃんとの時間を大切にしてほしいです。
最初のうちは、育犬ノイローゼになってしまい、あと10年以上も生きるのかと悩んでしまった事を、我が家の愛犬が11歳となった今となってはとても後悔しています。
一緒に過ごす時間がもうあとわずかと思うと涙が出てきてしまいます。犬との生活はあっという間です。かけがえのない犬との生活。最初のころ、もっとたくさん楽しく過ごしたかった。
これから犬を飼う方に言いたいです。
私のように後悔することなく犬との時間を大切に過ごしてください。
いかがでしたでしょうか?
やはり歯磨きや社会化などの経験を積ませる事は早いうちにやっておくと良さそうですね!
この記事がお役にたてば幸いです。
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