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かた21動物病院

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質問箱

【 「地域猫活動」の強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。 国連決議違反。 (Q&A: 53602)】 53602

【教えて先生質問箱(Q&A : 53602)】

 

【 「地域猫活動」の強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。 国連決議違反。 (Q&A: 53602)】

【(Q : 53602): [地域猫活動の強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。] 国連決議違反。 ・ ・ ・ ・ 「ホームページの診療室から (地域猫、その2)」  

「教えて先生質問箱」を始めます。
(地域猫、その2)は、下記の順序で構成されています。

1、 「地域猫活動」国際的な批判が出る前に、「止め」ませんか?
2、 地域猫への「強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。
3、 地域猫活動が、ノラ猫達の「集団殺害(ジェノサイド)」と言う根拠。
4、 地域猫は、不妊・去勢手術を受けて「一代限り生存」を許される。 誰が、なぜ? 
5、 生物が地球上に存在する目的は、その一つの種(しゅ : 生物学的種)の生存と繁栄(生命 : DNAの複製)をし数多く後世に残す事。
6、 関係者の皆さん「おまえたちのため」と言う「虐待・集団殺害」を、止めませんか?
*間違いに気づく人が増えて「国際的批判が出る前に、中止」出来れば幸いです。

 

1、 「地域猫活動」国際的な批判が出る前に、「止め」ませんか?

ノラ猫に「餌を与える」だけでなく、野良猫を捕まえて(強制的に)「不妊・去勢手術」を実施、そして「耳を切る」。 その猫を自分で飼う意思もなく、「放し飼い」にする。 つまり「もう一度、ノラ猫」に戻す。 この行為を「地域猫活動」と言っています。 不幸な猫として生まれてきた猫達に対し、さらなる「取り返しがつかない危害」を加え、人道上の「罪の意識(虐待・集団殺害)」を感じていない人たちが、「自分たちが支配者だ」と錯覚し、その行為を「この子たちのためだ!」と説明する活動が、「地域猫活動」です。 

そもそも、なぜこの「猫に危害を加える」活動が、正当化されているのでしょうか? 疑問です! こんな残酷な事をしているのは「我が国・日本だけ」です。

 猫達が言ってますよ、「何とひどい事をする人間だ。 虐待・集団殺害をしておいて「お前たちのためだって!」。 大きなお世話だ!」って。 一連の行為は「国連決議違反」。

 

2、 地域猫への「強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。

「集団殺害(ジェノサイド)」とは、第2次世界大戦時の「ユダヤ人大量虐殺」事件の反省を機に、国連で規定されたと言う事を、多くの人たちが知っています。 そのような悲劇を、繰り返さない様に「国連で禁止規定」されたのです。
新聞に最近よく見かけている記事に「新疆ウイグル地域の話」もこれでしょう。 

ちょっと前の話ですが「政府が謝罪し・補償をする」とした、旧優生保護法(1946~1996)の「強制不妊・去勢手術(断種)」も同じ「悲劇的な行為」ですよね。
8月29日の読売新聞に掲載されている「カナダやアメリカでの、先住民の同化政策」も類似の悲劇的な行為」です。 もちろんこれらの事は「過去にあったアヤマチ」で、今は反省の上に立って「その様な行為を行ってはならない。」とされています。

また同様に、人類が誕生してから地球上の広がりに伴って、発生したのが「他の動物種・植物種の殺滅(絶滅)」で、歴史学者たちに言わせると「人類は、地球上で史上最も危険な生物種」とされています。 この反省を踏まえて「国連で決議」されたのが、「生物の多様性を認める条約」です。
「生物の多様性を認める条約」では、カラスもハトもクマもイノシシもサルもトンボも池のカエルやメダカにも、当然「ノラ猫」であっても、「地域で生息する生物種の一員として、この地球上で私たちと共に、生きる権利を認める」事になっています(その3、で再度説明)。 


 
3、 地域猫活動が、ノラ猫達の「集団殺害(ジェノサイド)」と言う根拠。

*【集団殺害(ジェノサイド)への国連の定義】 : 
集団を破壊する意図を持って行われる下記の行為 :
① 肉体的または精神的危害「虐待」を加える事。 ⇒ 地域猫活動の「耳切り」が該当。
② 出生を妨げる事、「断種」。 ⇒ 地域猫活動の「強制不妊・去勢手術」が該当。 

なぜ、ノラ猫に「強制的不妊・去勢手術(断種)」する必要があるのでしょうか?
*ハッキリと言います。 ノラ猫達への「強制不妊・去勢手術は、集団殺害」です。

4、 地域猫は、不妊・去勢手術を受けて「一代限り生存」を許される。 誰が、なぜ? 

 ノラ猫を捕まえて「殺処分」しない代わりに、不妊・去勢手術を受けて「その生命一代限り、この地域で生存する権利」を認めるのが、地域猫活動の言い分らしい。(その4 : いろいろある「誤解・詭弁・ご質問」への整理・回答で再度説明。)

 飼い主でも・飼うつもりもない人達が、その猫達の「生存権を、神のごとく支配・決定」するのは「間違っている」と言う事に、早く気づいていただきたい。
 自分が「神になったと錯覚」している人達。 こう言う人間を国連が厳しく断じているのです。 このような非道を、正当化しているのは「我が国・日本」だけです。

 

5、 生物が地球上に存在する目的は、その一つの種(しゅ : 生物学的種)の生存と繁栄(生命 : DNAの複製)をし数多く後世に残す事。

 地球上に存在してきた「全ての生物」は、何らかの貢献をこの地球上でそれぞれの形で果たしてきているのです。 大人になると忘れるのでしょうか?  この事はとても重要なので、小学校でも・中学校でも「理科で学習」します。 その事を国連では「多様性」と表現されるものなのです。 
つまり、「全ての生物(動物も、植物も)は、その生物のDNA(遺伝子)を、次の世代に残せる権利がある」事を認める。

 なぜ、地域猫活動をしている人たちは「ノラ猫には、そんな権利は認めない!」としているのでしょうか? それとも、「この子たちのために、している事」なので、」自分たちには「そんな事は関係ない」とでも、思っているのでしょうか?

 ノラ猫を捕まえ「強制的に不妊・去勢手術」を行い、「お前たちのためなんだ!」と神になったかのごとく「モットモラシク言い放つ」事が、なぜ出来るのでしょうか?
 次から次へと「罠」を仕掛けて捕まえ、「不妊・去勢手術(断種)を施し、耳を切る」行為、これを「動物愛護」と表現している、どう考えても「つじつまが合わない」事だと思いませんか?

あなたがノラ猫にしている行為「断種」は、集団殺害(ジェノサイド)なのです。
どんな権利を持って、その猫達に「断種・集団殺害」を与えるのでしょうか?



6、 関係者の皆さん「おまえたちのため」と言う、「虐待・集団殺害」を、止めませんか?

地域猫は、自分で家の中で飼うのでは無く、外に放し飼いです。 やはりノラ猫です。 ノラ猫被害(苦情)の解決にはなっていない。

始めに当院に「道路のまん中で、耳を切られたうずくまっている猫を保護しました。」診てくれますか? と言って持ち込まれた猫も、皮膚病もありましたし「確かに弱って」いました。 手術創(切開の傷口あと)から見て、たぶん手術後5日以内。
いくらキレイごとを言っても、地域猫は病気になってもほとんど治療を受けられていません。 ノラ猫そのものです。 ホッタラカシにされていたからです。

700年前に「徒然草(つれづれぐさ)」を書き記した兼好法師さんも、こんなふうに言ってます。 『すべて一切の有情をみて、慈悲(じひ)の心をなからんは、人倫(じんりん)にあらず。(徒然草:第128段)』 〈全ての生き物を見て、慈悲の心を起こさないような者は、人間ではありません。 そんな彼らに苦しみを与える、命を取る事は、とてもかわいそうな事なのです。 :木村耕一 現代口語訳 〉 

関係者の皆さん「おまえたちのため」と言う、「虐待・集団殺害」を、止めませんか?
*間違いに気づく人が増えて「国際的批判が出る前に、中止」出来れば幸いです。

次回は、3、 (その3): 1992年国連決議; [生物の多様性を認める条約]違反。 &.  いろいろある「誤解・詭弁・ご質問」への整理・回答。】


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「教えて先生質問箱」 ◎ 「地域(チイキ)猫」と呼ばれる猫がいて、虐待を受けています。(3回シリーズです。) 
1、 【(Q&A:53601) (その1):  [地域(チイキ)猫の耳切りは、虐待】。
2、 【(Q&A:53602) (その2): [地域猫の強制不妊・去勢手術は、集団殺害(ジェノサイド)。 国連決議違反] 。
3、 【(Q&A:53603) (その3): 「1992年国連決議; 生物の多様性を認める条約違反。 &. いろいろある「誤解・詭弁・ご質問」への整理・回答。】
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