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かた21動物病院

人とペットの良好な関係を願う

病院業務

お散歩つきのペットホテル&一時預かり

当院のお客様に対するサービスの一環としてホテル預かり、一時預かりをさせて頂いております。

お散歩もあるよ。おふろもあるよ。

  • 急なお出かけ、来客など、またご旅行の時にもご利用ください
  • おしっこやうんこのためのお散歩もさせております。
  • 長期滞在プログラムもあります。
  • 当院での予防接種を受けているお客様には割引制度があります。

お部屋

お泊り中の様子。

ご利用いただく上でのお願い

ご利用いただく上でお願いしたいことが何点かあります。よろしくご理解ください。

  • 予約が必要です。
  • 1年以内に必要な予防接種・処置を当院で実施されていること。
  • 1カ月以内に当院で購入したフロントラインプラスを着けていること。
  • 首輪・リードを装着してきて下さい。
  • <自力にて水および食事(採水・採食行動)ができること。 また、自力でおしっこ・うんこ等の排泄行為ができること。
  • フード:ホテル預かり中に必要な食事は当院標準フードが与えられます。それ以外の特別食が必要な場合は、別途料金が加算されます。持参可能。
  • 投薬:治療中の動物で内服薬の投薬が必要な場合は、投薬料金が加算されます。
  • 雨天でもお散歩に行く場合がありますので、体が汚れることがあります。
  • チェックイン、チェックアウトは朝10時より夜7時までとします。(尚、休診日のチェックイン、チェックアウトは時間を指定させていだきます。)
  • 宿泊最終日の翌日のチェックアウトはタイムは朝11時30分までとします。それ以降は延長料金が加算されます。
  • 上記以外のご希望については別途、相談を承ります。
  • その他、必要書面に署名していただきます。

地図

Google Mapです。当院までの経路をご確認ください。ご不明な時はもちろんお電話ください。

かた21動物病院の地図

かた21動物病院の地図

西鉄大牟田線:平尾駅下車徒歩8分(小笹方向へ700m)
西鉄バス 南山荘通バス停 徒歩2分 •小笹北交差点より東(平尾駅方向)へ1km
油山観光道路友泉団地交差点より東(小笹方向)へ2km

長期滞在者用連絡ウィンドウズ

 

当院、ゲストルームの滞在者(10日以上)の近況(ウイークリー)レポートです。
毎週(出来るだけ)土曜日更新
 
6号室 のお客様 : C ちゃん
 
ヤンチャくれておりまして、お昼の遊び時間に、CJ君のカエルを分捕っていました。
 
最後のシャンプー:6月30日
最後のグルーミング:7月6日
最近の体重:3,2kg
 
8号室 の居候犬 : CJ 君
 
Cちゃんを、お気に入りで一緒に遊んでいます。
持病のアトピー性皮膚炎は、フード変更・新処方薬とシャンプーで、かなり調子よく長期コントロールレベル安定です。
 
最後のシャンプー:7月7日
最近の体重:8,5kg
 
 
 
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老犬「夜泣き犬・徘徊犬・寝たきり犬の看護・介護#4」管理のポイント Q30704

かた先生が「老犬に詳しい専門医」と聞きました。 かた先生の「教えて先生質問箱」も、以前から読ませていただいております。また、老犬の管理について、いくつかの解説を読ませていただきました。
私は、ペットシッターをしておりますので大変参考になります。「教えて先生質問箱」に掲載されているいずれの項目も、学校では教えてもらっていない内容ですので、ありがとうございました。
今回質問をさせていただくのは、最近増えてきた「老犬や寝たきりになった老犬の介護ケアー」として、どんなポイントを、どう介護してあげれば良いのでしょう。教えてください。

福岡市 西区 ペットシッター A

私は「専門医」と言う肩書きではありませんが、確かに最近「寝たきり犬・歩行障害犬・認識障害(痴ほう)犬」老犬や老猫の、診療・往診・トリミングやホテル預かりも含めて、対応を依頼される事がかなりの件数であります。多くの場合に、「どこも引き受けてくれないので、お願いできませんか?」と言う電話から始まっています。その表現に弱い私は、すぐ「ヨッシャ・ヨッシャ」と言う癖があるので、引き受けてしまいます。

まず初めに申し上げておきますが、あなたは「割の合わない仕事」に、踏み入ろうとしています。大変ですよ。この「介護ケアー」の問題は、きれい事では済まされません。実務者としては「忍耐・体力・知識・技術力」が、いる仕事です。また、ケースバイケースでその「忍耐・体力・危険の度合い」が違っています。誰もが認めたくない「老い」を相手に、また必ず「負ける」試合に「キレイ事を尽くそう」と言う事なのです。

私共が、実際に依頼される「老犬の看護・介護的ホテル預り」には、「徘徊(はいかい)老犬」「よたよた老犬」と「寝たきり老犬」の3種類があります。「夜泣き・徘徊老犬」については、すでに記載がありますのでそちらも参考にしてください。

今回は老犬の「寝たきり犬・よたよた老犬への看護・介護のポイント」を、「老犬看護・介護の理解;第4弾」としてほんの少しだけ、追加記載いたします。

「夜泣き犬・徘徊犬・よたよた老犬・寝たきり老犬の看護・介護のポイント#4」

私共「かた21動物病院」での、実際に対応している項目でお話いたします。また、何時も申し上げていることですが、これは「プロとしてのノウ・ハウ」に相当する部分ですので、「人には言わないよう」にお願いいたします。お陰さまで、どの例の「飼い主さんもワンちゃん」も私の治療・指示・指導に、付いてきていただいております。一緒に生きる事。すごい「頑張り屋スピリット」に対し敬服し、また彼らから勇気を貰うことで、励まされる事大です。「老犬の看護・介護は大変な仕事」ですが、はまると止められません。

寝たきりの介護犬
老犬18歳の寝たきり(2週間前は、歩行・採食困難)犬 (写真1)

徘徊する介護犬
老犬17歳の徘徊犬(2週間前は、歩けなかった犬) (写真2)

  1. 「状況把握と御希望の聴取とすり合わせ」が必要です。 聞き取り調査と、確認調査です。
    1. 「老犬の看護・介護的ホテル預り」は、前準備のために「希望ホテル預け入れ予定日の2週間以上前」までに診察に来ていただきます。状況の把握とカルテの作成と看護・介護準備の為です。
    2. 病状把握 ; 現在のコンディションを確認させていただきます。
      当然、出来る範囲・出来ない範囲、対応すべき範囲・対応しない範囲を、双方で打ち合わせを致します。老犬を診る獣医師としてのセンスが必要です。多くのケースで、三項目以上の「問題点が見つかり」その治療により、その子の看護・介護がかなり改善できます。特に歩行困難、採食困難には事前の状況確認と準備が必要です。多くの場合に「誤解や対応間違い」が、見つかります。
    3. 必要書類に、サインを頂きます。
    4. ノミ・ダニ対策 「フロントラインプラスのスポットオン」を、着けさせていただきます。
    5. ワクチン暦・フィラリア予防暦の確認対応。
    6. フードおよびフイーディングの確認。往々にして変化変更をします。

      しかし、現在自宅ではどのようにしているかを、知っておく必要があります。

    7. オシッコ・ウンコは、どのようにしているかの確認。

      自分で排尿・排便が出来るのか?おむつは着けているのか?

    8. 皮膚状況の把握確認。多少の看護技術的知識が必要です。
  2. 「対応すべき範囲の治療・投薬の開始」(老犬に詳しい獣医師としての仕事です。)
    1. ホテル預り期間中の「生存に関わるリスク状況を、より軽くする為(QOL改善)の処置」。

      具体的には、いくつかの項目が関与している「食事を取る事の改善」です。最も重要な項目の一つ。食事を取れないのか・食事を取らないのか?」の判断とその対応。経費を、節約する為に出来るだけ機械的検査を行わないで、獣医師が経験的に判断をする事も重要。

    2. 2週間前までに、「対応すべき範囲の治療・投薬の開始」。

      明らかに、その2週間で「生活の質の改善」が出来る場合が多い。歩けず、よろよろしていた子が、しっかり立って「ノソノソ動き回る」様になった。食欲が無と思っていた子が、食事を取れなかったのであって、「ガツガツと食べる」様に成った。こうなると、介護状況が一変します。 (スミマセンが、何をどうするかは極秘事項です。)

    3. 介護ケアーをやりやすくする為のシャンプー&トリミングの実施。

      頻回の「シャンプーやお尻周りの洗浄・看護」を、やりやすくする為、皮膚の清潔を維持する為で、ファッショナブルにする必要はありません。

      <写真 1>の老犬は、2週間の前処置で、自分で食事が取れるようになりました。

      <写真 2>の老犬は、2週間の前処置で、自分でしっかり立って歩くことが出来ました。

  3. 「ホテル預り中の看護・介護対応のポイント」; 老犬は、目が見えていないのが一般的です。
    1. 部屋の大きさ・壁・フェンスの注意点;通常(健常者)用の部屋より、ワンサイズ広い部屋で、フェンス幅は細かい幅のケージを用意する。

      介護の必要な老犬には、介護スペースが必要です。 「老犬は、後退(後へ下がる事)」が不得手です。 フェンス幅が広いと、「隙間に、手・足や鼻先を突っ込む事故」が発生する事があります。また、歩けなかった老犬が治療を受け、歩ける様になって帰ったのですが、自宅で「カーテンの裂け目に首を突っ込む」と言う事故もあります。「老犬の看護・介護テクニック」と言うものには、「体・食事などの直接的な周辺」だけではなく、「管理する環境」にも注意を払う必要があります。

      介護犬の部屋はワンサイズ広くフェンス幅が細かい

      老犬のホテル預り:ワンサイズ広い部屋でフェンス幅が細かい(写真3)

      後退できない介護犬

      老犬は後退が不得手(写真4)

    2. 管理人数・管理(看護・介護ケアー)・資材項目の確認設定。

      介護資材

      介護資材、 ペットシーツ・おむつ・洗浄道具 (写真5)

      介護犬用フード

      フード・特殊栄養食・食器関係 (写真6)

    3. 部屋の温度の注意点;部屋の温度を快感温度帯へセットする。老犬は体温調整が難しいので、「快適温度 +1℃ の高め」でセットします。
    4. 床材の注意点;部屋の床は、お風呂用クッションマット(120×85; 1,200円ぐらい)を敷く。その上に新聞紙とペットシーツ敷く。
    5. 食事の量の注意点;最も重要な、「食事の量の計算」(現在の給与量が、間違っているケースがほとんど)。体重維持または体力回復の為に、目標体重のカロリー計算で食事の基本量を設定する。一日に必要なカロリー量と食べるフードから、それぞれの組み合わせと量、そして回数を決める。目標のカロリー量に、食下量が不足の場合には「高カロリー食」も組入れる。
    6. 食事の与え方と食事姿勢の注意点;「食事と水の与え方」を、2日以内に確定する。

      自分で食べてくれて、薬の内服も受け入れてくれれば、一安心です。多くのケースで、「老犬は水分量の摂取不足や体調不良で脱水状態」にあります。自力で十分な水と食事が取れるように、努力してセッテイング・介護してあげて下さい。
      餌を食べる介護券

      寝たきり老犬の食事姿勢は、「起立位または犬座位」に近い状況に補助をする。(写真7)

    7. 食器とそのガード容器;目が見えない老犬には、食器を少し高い位置で、滑らないようにセットすると、食べやすいです。

      ガード食器で食事する介護犬

      老犬の食器は、こぼれ防止用にガード食器を使用する (写真8)

    8. 床ずれ防止の注意点;「寝たきりの老犬」には、床ずれによる皮膚の傷「挫創」を予防する為に、時々体位を変化・反転してやってください。また、皮膚のマッサージ・手足の屈伸マッサージも良いことですが、多少の技術が入ります。
    9. 無駄吠え犬・徘徊犬への注意点;吠える子・徘徊の子には、老齢犬に詳しい獣医さんに相談して「おくすりを頂く」とよいです。老犬は生活の場所や管理者が変化して、少し不安になっています。
    10. 皮膚の擦り切れの注意点:徘徊の子は、「手足の裏の肉球の後方周辺」も、時々チェックする事。寝たきりの犬で、足を動かす子には、床との摩擦で「皮膚の擦り切れ」が発生します。必要により、お薬や・包帯でカバーしてあげることも必要です。(写真 9・10)

      介護犬の肉球の確認

      老犬(徘徊犬)は、ときどき手足の裏の肉球周囲をよく観察する (写真9)

      皮膚の擦り切れを持つ介護犬

      皮膚の擦り切れには包帯でカバーする (写真10)

    11. 目が見えていない犬に、触る時の注意点と目薬投与;私共の関与する、「老齢犬のほとんどは、目が見えていません」。身体に触る時には、「頭・首の後をそ~となでて」から、体を触ると「犬は安心」します。また同時に、老齢犬のほぼ90%は結膜炎・角膜炎を患っているので、目薬を1日2回以上出来れば4回ぐらい、点眼してあげましょう。必要な目薬の選択には、老犬に詳しい獣医さんに相談してください。食べるフードの組み合わせの注意点;「食べるフード」を確定出来たら、それを続けましょう。いくつもの違った味付けパターンで、食事をセットするのは好ましいことではありません。また、基本食事が満足できれば、おやつは必要ありません。
    12. おむつの使用・付け方と管理の注意点;「おむつをセット」した場合には、「1日5回以上」おむつの中を確認してあげてください。最近では、ウンコがうまく穴から出てくれる、オッポ穴(+ウンコ穴)が楕円形に大きく開いている「優れもの」のおむつも、発売されています。(写真11)しかし、なんと言っても犬用より、「人用の介護おむつが、安くて良質」です。

おむつをする介護犬
寝たきり老犬用介護おむつ (写真11)

お尻の禅譲を受ける介護犬

オッポ穴+ウンコ穴ときどきおしりを洗浄・確認 (写真12)

「人用介護おむつ」を使用する場合には、「オッポ穴+ウンコ穴を、ハサミで開けて」使用してください。チョット練習すれば、うまく行きます。(写真13・14)

技術的ポイント;

  1. ウンコの出口(肛門)は、オッポの付け根のすぐ下です。 (写真12)
  2. 先にオッポ穴を開け(十文字に切る)て、オッポを通しておむつをセットしてから、楕円形にウンコ穴を拡大(開ける)する。(写真14)
  3. 使用するハサミは、台所用万能料理バサミが最適。

介護用に使用する人用おむつ

人用おむつ 吸水力に優れる。肌触り良し (写真13)

人用おむつに尻尾穴をあける

人用おむつにシッポ穴を開ける(十文字にはさみで開ける)(写真14)

このくらいが、「老犬の看護・介護のポイントの基本項目」です。いずれにしても、5~6回経験すれば、理解できます。

尚、電話での相談はお断りしております。

今日の授業は、ここまで。 マッサージや衛生管理は、また次回、乞うご期待。

動物取扱業許認可

登録種別

保管:E2402114
登録:H19年12月21日
有効期間の末日:H29年12月20日
販売:E2402113
登録:H19年12月21日
有効期間の末日:H29年12月20日
動物取扱責任者
片岡昭典